私の入院した病院は、糖質もきちんととる派。
食事のバランスでいうと糖質50%、たんぱく質30%、脂質20%という一般的に言われる食事バランスを崩さず、しかも妊娠後期は胎児の成長のためにも普段の食事+450kcal必要というカロリー計算主義で説明を受けました。
必要量食べてそれで血糖値が異常であればインスリン治療っていう考え方なんです。
糖質50%ですが、おかずからの糖質が5%だとすると45%を主食から。
病院では2400kcalくらいは取るように言われたので1食800kcal。
800×0.45=360kcal
360kcalの白米は何グラムかと言うと、215gくらい。
これって、夫のお弁当で米多めの時の量。
って言っても分かりずらいですよね(笑)
ご飯1膳約180gと言われています。
ファミレスのキッチンで働いていた時はライス200gで提供してました。
215gってそれ以上。
ちなみに私はファミレスのライスって多いなと思っていつも子供と分けます。
家でもそんなに食べないのに食べろ食べろ、食べれないなら分食の時におにぎりを食べましょうと指導されました。
私は普段食べない量を食べろと言われるし(決して小食なわけではない。)、血糖値異常の人に普段より食べろと指導するのはおかしいと思うのです。
子供のためにどうしても食べなければ受け入れられますが、そういうわけでもない。
ちなみに、第1子妊娠中5カ月ほど続くつわりで苦しかった時に「毎晩吐きます。朝昼は少な目ですが吐かずにどうにか食べれます。」と言ったところ産婦人科医に「妊婦は二人分食べなさいとか言ったのは昔の話で、今は普通に食べればいい。子供が栄養不足になったりするのは恵まれない国々の方々に多い話。日本は飽食だし、朝昼食べれるなら問題ない。」と言われました。そんな状態でも体重も少し増えましたし子供はすくすくお腹の中で育っていました。
だから、毎食200gもの白米を食べる必要はないと思うのです。
少し過激ないい方かもしれませんが糖尿病患者にとって糖質は毒みたいなもので、それを摂取して薬で(インスリン)解毒するみたいな。
そんなことする必要ないと私は思ったので、多少の糖質制限を自分なりにしたわけです。
(※もちろん、インスリン治療が必要なレベルの方もいると思うので、全ての人がすぐに糖質制限食ですぐに糖尿病が治ると言っているわけではないです。)
後々知りましたが、私の入院した病院っていうのが実はインスリン強化療法を30年前から実施しているという日本のインスリン治療に貢献してきた病院だったのです。
膵臓が疲弊しすぎて回復できない状態になる前にインスリン治療で膵臓を休ませてあげる、理にかなった治療でテレビでも紹介されていました。
それについてドクター江部さんという糖質制限を奨励している医師がこのように言っています。
時間作用型のインスリンを1回打って、後は毎食前に超即効型インスリンを打つので、合計4回/日のインスリン注射です。
確かに、軽症の罹患期間が短い糖尿病で強化療法を行うと、疲弊していた膵臓のβ細胞が休養を得て回復して、半数以上が、一旦インスリンフリーになるという報告があります。
しかし、一旦インスリンフリーになった糖尿人が、以前と同様に糖質を1日3回以上摂取するなら、またしばらくしたらβ細胞が疲弊して、糖尿病に戻る可能性は高いのです。
また、糖尿病罹病期間が、2~3年以上である場合、すでにβ細胞があるていど死んでいますので、一旦開始したインスリンをコントロール良好を保ったまま、フリーにできる確率は低いです。
さらに、糖尿病罹病期間が数年以上に及んでいれば、「糖尿病が完治する!? すい臓を復活させる薬」なんてものは、ありえません。
体質や遺伝でどうしてもそうなってしまった方は仕方ないですが、この飽食大国日本で好きなものを好きなだけ食べてきた結果糖尿病になった方って多いと思うのです。
そういう方は糖尿病になってもなかなかその食生活から抜け出せないのです。
それから糖質についての知識も少ないと思うのです。
どれだけ食事と運動が大切かっていうのを薬の前に徹底的に指導していただきたいと思うのです。そして、その研究と指導者が増えてくれたらと思います。
日本はすぐに薬に頼る、薬大国でもあります。
私はそれには疑問をもっています。
ちなみにインスリン治療第一人者の河盛氏(順天堂大学病院)は、糖質制限反対派の重鎮の一人です。その順天堂が遅くはありますが去年、糖質制限食容認の方向に向いているとの記事もありました。
つらつらとまとまりもなく書いてしまいましたが薬にあまり頼らずにも生きていけ体作りをしていこうと思います。
私は専門家ではないので、妊娠糖尿病の糖質制限については詳しくはありませんがアリだと個人的には思っています。糖質で摂れなかったエネルギー量を他で取る必要があったり、バランスも必要だし、食費あがるし(←これは痛い"(-""-)")、キッチンに立つ時間が増えたしで、ちょっと大変なこともありますが、この先あと50年ほど生きるつもりでいるので妊娠糖尿病を通して色々と学べる機会に感謝です。
詳しく知りたい方は以下のHPやブログをあさってみてください。
大変勉強になります。
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